Windows Latestは2月19日(現地時間)、「Microsoft shows off AI running on the Windows 11 taskbar and File Explorer」において、広範なユーザーに展開が開始されるWindows 11の最新AI機能を紹介した。

これはMicrosoftが同日公開したAI機能の紹介動画を解説したもの。タスクバーに統合されたAsk CopilotとエクスプローラーのCopilot統合を紹介しており、AI OSの実現に向けたWindowsの設計方針を垣間見ることができる。

Ask Copilot on the taskbarとは

Ask Copilot on the taskbarは従来のWindows Searchを置き換えるAI機能だ。タスクバーにAI機能を統合し、AIと会話しながら作業を開始する新しい仕事の形を実現する。

検索ボックス(プロンプト入力欄)は音声またはテキストによる入力をサポート。ファイル、メール、カレンダーなどの情報検索に対応し、Webブラウザーやアプリなどを起動することなく、作業の流れを維持したまま操作を完了できる特徴がある。音声コントロールはCopilotキーまたはショートカットキー[Win]+[C]で起動する。

長時間かかるタスクやバックグラウンド動作を必要とする場合は、AIエージェントを利用する。AIエージェントは「@」を入力することで「Analyst(分析者)」と「Researcher(研究者)」の2つのタイプから選択可能だ。

タイプを選択するとプロンプト入力欄が表示される。実行して欲しいタスクを入力すると、ChatGPTのディープリサーチを活用するエージェントが動作を開始。タスクの完了には10分以上かかる場合もあるが、実行中はタスクバーに表示されるステータスインジケーターアイコンから進捗状況を確認することができる。タスクの完了は、アイコンに緑色のチェックマークが表示されるのでひと目で判別可能だ。

エクスプローラーのCopilot統合

エクスプローラーに新しいCopilotコントロールが追加される。ファイルの上にマウスポインターを移動すると、ファイル名の横にCopilotアイコンが表示され、アイコンをクリックすると対象ファイルを添付したプロンプト入力欄が表示される。このプロンプトからMicrosoft 365 Copilotに指示を出し、ドキュメントの概要、コンテキスト、次の手順などのインサイトを尋ねることができる。

ローカルファイルおよびクラウド上のファイルでも動作し、ファイルを開くことなく内容の確認や必要な情報をまとめさせることが可能。この機能はMicrosoft 365 Copilotのアカウントを保有するすべてのWindows 11で動作する。

Windows Latestによると、これら機能は数週間以内にすべてのWindows 11ユーザーに展開されるという。Microsoftが目標に掲げるAI OSの実現に向けた本格的なAIとWindowsの統合が始まりつつある。