Ridgelinezは2月10日、U-ZEROが提供する、VoE(Voice of Employee:従業員の声)をAIでリアルタイムに収集・分析し、課題特定から改善アクションまでを一貫して支援するソリューション「U-ZEROエンゲージメントスイート」を活用した組織変革支援サービスを提供開始することを発表した。

従業員の声のデータドリブンな分析から、実効性の高い改善施策の検討と実行までを伴走型で支援し、VoEを経営に生かすとともに、組織変革のキーパーソンであるマネージャーの意思決定や行動を支えるManager Experienceの向上、さらには従業員エンゲージメントの向上を実現することで、企業の人的資本経営の実現と持続的な成長を支援する。

サービスの概要

近年は、人的資本を競争力の源泉と捉える人的資本経営の重要性が高まっている。従業員の知見や能力、意欲を最大限に引き出すためには、経営層と現場との双方向の対話や、従業員の声を施策に反映する仕組みが不可欠とされる。

一方で、従来のサーベイによるVoE収集では、目的の曖昧さや一方向でのコミュニケーションが要因となり、従業員の声が企業の経営に十分に生かされない場合も多い。また、価値観が多様化する中、単にVoEを収集するだけでなく、組織のマネージャーがそれらの声を理解して改善を定着させる仕組みが求められている。

組織変革支援サービスの概要

同サービスではまず、現状の整理と変革に向けた全体設計から支援する。Ridgelinezが企業の成長戦略と組織の現状を整理し、戦略・組織・人材の整合性を確認しながら変革に必要なシナリオを設計する。また、成長戦略の実現に向けてVoEをどのように収集し、解釈して経営に反映させるかという全体設計を行う。

VoEのリアルタイム収集とAIによる分析では、「U-ZEROエンゲージメントスイート」を活用し、AIによる対話型のインタビューを通じてVoEを収集する。従業員の意見を分析し、表面的なスコアでは把握できない組織の課題構造を明らかにする。

その後、課題の特定と優先順位付けとして、抽出された課題から組織の戦略への影響度や実現可能性を考慮し、効果的な改善策を特定。これにより、解決すべき課題と優先順位が明確になり、組織のマネージャーが現場で改善施策を実行する際のプロセスが構造化される。

さらに、施策実行と定着を伴走支援するため、マネージャーと部下の対話の質を高めるための1 on 1ガイドライン、メンバーとの価値観ギャップを埋めるワークショップ設計、行動変容を測定する指標づくりなど、施策の実行と定着に必要な支援を実施する。

また、継続的なVoE収集により改善効果を可視化し、組織内で変革サイクルが自走する状態を構築する。

  • VoEを組織の改善施策へつなげるためのプロセス

    VoEを組織の改善施策へつなげるためのプロセス