コニカミノルタは2月6日、インクジェット技術の用途拡大を目指し、インクジェットの応用研究を専門とするスイスの公的研究機関「iPrint研究所」(スイス・フリブール州)と協業を開始した。

協業の概要

インクジェット技術は、必要な場所に必要な量のインクや材料を印刷・塗布できる特徴を持ち、印刷用途に加え、ディスプレイやプリント基板などの生産工程でも活用されている。小ロット多品種生産で多様なニーズに対応できるほか、印刷・生産工程の省力化や環境負荷低減も図れるとのこと。

iPrintはインクジェット技術やデジタル印刷の分野をリードする国際的な研究機関であり、研究開発と教育の両面で専門性を備えたコンピテンスセンター。テクノロジー専門家やエンジニア、技術者をはじめとした学際的なチームに加え、産業界の材料・装置サプライヤーや学術パートナーとの強固な連携により、インクジェット技術を活用した開発に貢献している。

  • コニカミノルタがラボを設置するiPrintの研究棟

    コニカミノルタがラボを設置するiPrintの研究棟

今回、コニカミノルタはインクジェット関連の試験や評価を実施する専用ラボをiPrint内に設置。従来は日本国内中心に行っていた評価をインクジェットヘッドの主要市場の1つである欧州でも行う。また、iPrintが所有する試験・評価設備を活用することで立体物へのインクジェット塗布など、これまでは難しかった評価や試験も行うという。

新規用途への応用やパートナー開拓に加え、評価で得たデータを製品開発に活用し、開発効率向上やスピードアップにもつなげていく考えだ。