IEEE名誉勲章2026年授与者がNVIDIAのJensen Huang氏に決定
IEEE(米国電気電子学会)は1月6日、人類のための技術進歩に尽力する組織として、NVIDIAの創業者兼CEOであるJensen Huang氏が、同組織の最高栄誉である2026年のIEEE名誉勲章および、それに伴う200万ドルの賞金の受賞者として選ばれたことを発表した。
同名誉勲章は1917年に創設され、技術と工学に多大な影響を与えた個人に授与されてきた。今回の受賞理由としてIEEEは、アクセラレーテッドコンピューティング分野における先見性のあるリーダーシップと先駆的な業績により、NVIDIAを技術革新の最前線に押し上げ、現在のAI技術と産業革命の礎を築くに至ったこれまでの取り組みによるものと説明している。
グラフィックス処理からAI活用まで進化してきたGPU
また、GPUは、PCなどのグラフィックス描画の役割からスーパーコンピュータにおけるデータの処理へと発展し、現在はChatGPTのような生成AIモデルの実現から、世界トップクラスのAIファクトリーやデータセンターの構築まで、あらゆる産業を支える役割を担うようになっており、同氏のの革新への情熱と、業界のトレンドを数十年先取りする先見性は、世界中の技術者を支え、日々数百万人の生活に影響を与える基盤を築き上げるに至ったとも評価しており、IEEE会長のMary Ellen Randall氏は「Jensen Huang氏の貢献は技術の最前線を推進し、その影響が未だ計り知れない革新を可能にした。IEEEは、当分野における卓越性を定義するだけでなく、次世代のエンジニアや技術者を鼓舞する功績を称えることを誇りに思う」とコメントしている。
なお、Jensen Huang氏は「この栄誉は、NVIDIAの数千人のエンジニアや研究者の方々の生涯にわたる取り組みを反映したもの」と勲章授与についてコメントを述べているほか、「GPUの発明から現代のAIファクトリーを支えるエンジンに至るまで、私たちは新たな産業革命の火付け役となってまいりました。この賞は、CUDAエコシステムを構築し、ムーアの法則を超えたコンピューティングを進化させ、AIのフロンティアを押し広げ続けているコミュニティ全体に贈られるものです。私たちは共に、この惑星の驚くべき未来を築いています」と、自身1人のみならずAIコミュニティの取り組みがあってこそのものであるとも述べている。
