Windows Centralは1月6日(米国時間)、「The Microsoft Office app was rebranded to Microsoft 365 Copilot a year ago - why is the news trending now?|Windows Central」において、Microsoft Officeの名称変更が今になって話題になっている理由を解説した。
RedditやXの投稿など、一部のオンライン情報サイトでOfficeがMicrosoft 365 Copilotにリブランドされたと報じられているが、これらは正確な情報を反映していないという。
Hubアプリ名を変更したが、ブランド名は変更していない
今回名称の変更が指摘された製品は、もともと「Microsoft Office」と呼ばれていたクラウドプラットフォーム上のHubアプリ(統合アプリ)だ。WordやExcelなどの製品名や、Officeブランドの名称変更ではない。
このHubアプリの名称変更の歴史は次のとおり。
- 2022年、Microsoft Officeを「Microsoft 365」に変更
- 2025年、Microsoft 365を「Microsoft 365 Copilot」に変更
Office製品は買い切り型のOffice 2021など似た名称の製品が存在する。そのため「Microsoft Office」の名称はユーザーを混乱させる原因になっていたが、「Microsoft 365」に変更することでクラウドプラットフォームを差別化した。その後AI機能の統合およびCopilotブランドを強化する目的で「Microsoft 365 Copilot」に変更した歴史がある。
最終的な変更は2025年1月とされ、約1年前の出来事になる。それが今になって取り沙汰された理由について、Windows CentralはXへの投稿などが一因になったのではないかとの推測を伝えている。
この投稿はMicrosoftの公式Webサイト「Microsoft 365 Copilot」の画像を掲載しており、ここに記載されている「Microsoft 365 Copilot アプリ(旧称: Office)」の記述を取り上げたものとみられる(この投稿は誤りではないが、1年前の情報を取り上げた理由は定かでない)。
先程も述べたとおり、公式Webサイトの説明は2022年から2025年1月にかけて行われたHubアプリの名称変更を指しており、Officeブランドの名称変更ではない。RedditやXに投稿されたリブランドの指摘は、勘違いが原因だったとみられる。
Microsoftの頻繁な製品名の変更や区別の難しいブランド名にも問題はあるが、誤解を招く情報発信に惑わされないようにしたい。

