Android Policeは12月24日(現地時間)、「NotebookLM wants to take one of its best features to the next level」において、GoogleがAIノートツール「NotebookLM」の人気機能である「音声概要(Audio Overview)」のアップデートを計画していると伝えた。新たに追加するのは「レクチャーモード」と呼ばれるもので、トピックに対する包括的な講義をAIが生成してくれるようだ。
ユーザーの資料に基づいた音声講義を生成
NotebookLMは、Googleが提供しているAIを統合したノートツール。ユーザーがアップロードした資料や指定したWebサイトやYouTubeビデオの内容をAIで分析し、要約やQ&Aなどを生成することで情報整理を支援する。テキストだけでなく、短時間の音声での概要説明も生成できる点が大きな特徴。Googleの生成AI「Gemini」を基盤としており、指定した資料に対して、チャット形式で質疑応答することもできる。
Android Policeによると、GoogleはこのNotebookLMにおいて、音声概要機能の新しいオプションとして「レクチャーモード」と呼ばれる機能を実装中だという。これは従来の短い要約とは異なり、AIナレーターによる音声での講義を生成する仕組みのようだ。
リークされたスクリーンキャプチャからは、ユーザーが生成される音声の長さを「Long」または「Short」で選択できることが見て取れる。「Long」の設定では約30分の講義が出力されるとみられている。講義の生成はユーザーが指定した資料に基づいて行われ、トピック全体の流れを説明する形式になると推測されている。
ユーザーへの展開は来年か
レクチャーモードはまだ開発段階にあり、Googleは正式な提供時期や対象ユーザーの範囲、対応言語などといった情報を公開していない。Android Policeでは来年にはユーザーに展開される可能性が高いとしているが、これはあくまでも推測に過ぎない。また、正式リリースまでに仕様が大きく変更される可能性もある。
レクチャーモードは、NotebookLMが情報整理のためのツールから、学習や理解深化のための音声支援機能へと進化する方向性を示している。長時間の音声による講義は、通勤や移動などの時間を有効活用できることから、まとまった時間を取りにくいユーザーに対する大きなアドバンテージとなるだろう。
