伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は12月12日、米Varonis Systemsの日本法人Varonis Systems Japanと協業し、データセキュリティソリューション「Varonis Unified Data Security Platform」の国内提供を開始すると発表した。同ソリューションが国内で提供されるのは今回が初となる。
CTCは国内初のVaronis公式認定パートナーに
同ソリューションは、マルチクラウドやSaaS、オンプレミス環境に対応した単一のプラットフォーム。データに対して個人識別情報や社外秘・契約文書などの機密性に応じたラベルを自動付与し、分類を行う。未整備または古い機密情報ファイルなどのラベル設定を適正化し、データアクセスのガバナンスポリシーに違反する権限設定の検知と自動修正機能を備える。
生成AI利用に伴う情報漏洩リスクに対応し、NGワード(不適切な語句)を含むプロンプトの検知やデータアクセス制御により安全な運用を支援する。また、ユーザーの行動を分析する機能(UEBA)により、データへのアクセス履歴や頻度を分析し、不審な挙動を検知することで、従来のエンドポイント対策では把握しにくい不正アクセスによる情報漏洩の防止につなげるという。
Varonisはデータセキュリティ分野の高度な製品技術と専門知識を有しており、重要なデータを保護するソリューションを海外で提供している。2025年8月に日本法人を設立し、CTCを国内初の公式認定パートナーに選定した。
今後は、CTCのSIサービスとVaronisのデータセキュリティ技術を連携させ、データの整理やセキュリティ設計を含む包括的な支援を提供する。大量データを扱うサービス事業者を中心に展開し、3年間で30億円の売上を目指すとしている。
