パロアルトネットワークスはこのほど、AIセキュリティプラットフォームの最新版「Prisma AIRS 2.0」を発表した。同製品は、今年7月に買収したProtect AIをネイティブ統合した主要なプラットフォームであるPrisma AIRSのアップグレード版。

  • 「Prisma AIRS 2.0」の画面

    「Prisma AIRS 2.0」の画面

「Prisma AIRS 2.0」の特徴

Prisma AIRS 2.0は、開発段階における深層AIエージェントおよびモデル検査と、本番環境におけるリアルタイムのエージェント防御を連携させることで、エンド・ツー・エンドのAIセキュリティを提供する。

Prisma AIRS 2.0は、3つのモジュールで構成される。

AIエージェントセキュリティ

AIエージェントセキュリティは、プロンプト注入、ツールの悪用、悪意あるエージェント行動に対するリアルタイムのインライン防御を提供する。Prisma AIRSは、認可済か未認可(「シャドーAI」)かを問わず、使用中のすべてのAIエージェントを発見・インベントリ化し、AIエージェントを保護するために必要な可視性と管理を実現する。

AIレッドチーミング

AIレッドチーミングは、生成AIアプリケーションの新たな動的攻撃対象に対応する。自律的・継続的・文脈認識型のエージェント的なアプローチと500以上の専門性の高い攻撃手法を用い、企業AIシステムの脆弱性が悪用される前に脅威を積極的に発見する。

AIモデルセキュリティ

AIモデルセキュリティは、モデル自体の深層アーキテクチャ分析を実施し、従来のスキャナーでは検知できない脅威を発見する。アーキテクチャ上のバックドア、データポイズニング、モデル層内に隠された悪意あるコードなど、高度なAI固有の脅威を検出可能。