Bleeping Computerは11月9日(米国時間)、「How to use the new Windows 11 Start menu, now rolling out」において、Windows 11バージョン25H2および24H2に導入された新しいスタートメニューの使い方を解説した。
新しいスタートメニューの注目ポイント
新しいスタートメニューの注目ポイントは「すべて」セクションの追加だ。「ピン留め済み」および「おすすめ」セクションの下に追加され、インストールされたすべてのアプリを表示する。多数のアプリをインストールした場合など、表示があふれた場合はスクロールバーが提供される。
「すべて」では「カテゴリ」、「グリッド」、「一覧」の3つの表示方法が提供される。カテゴリは既定のアプリ種別ごとにフォルダー表示する機能で、同一種別のアプリが3つ以上インストールされている場合にフォルダーにまとめられる。
グリッドは「よく使うアプリ」とアルファベット順に並べた「すべてのアプリ」をアイコンで表示する。単純にアプリを縦に並べるのではなく、頭文字でグループ化することによって余白を無駄にしない表示を行う。
一覧表示は従来の「アプリ>」ボタンと同様に、すべてのアプリを単純に縦に並べて表示する。新しいスタートメニューに残されている「すべて表示」ボタンは、アイコンによるアプリの一覧表示機能に置き換えられる。
新しいスタートメニューは動的にサイズを変更
新しいスタートメニューは画面サイズに応じてそのサイズを動的に変更する。大きい画面では「ピン留め済み」アイコンを横に8列、小さい画面では横に6列の幅で表示する。Bleeping Computerによると、ピン留めされたアプリが少ない場合はピン留め済みセクションが1行に折りたたまれ、他が上に移動するという。
「おすすめ」セクションの非表示
新しいスタートメニューでは「おすすめ」セクションの非表示が可能だ。これまでは設定アプリの「個人用設定」→「スタート」の「最近追加したアプリを表示する」や「スタートで推奨されるファイル、エクスプローラーで最近使用したファイル、ジャンプリスト内の項目を表示する」などをオフにしても非表示にすることができず、設定アプリへのリンクが表示されていた。
今後は「おすすめ」セクションに影響する設定をすべてオフにすることで、完全な非表示が可能になる。同セクションを必要としないユーザーは、非表示にすることで他のセクションの表示領域を確保することができる。
新機能には問題もあり
なお、これら新機能は低解像度のPCにデメリットをもたらすとの指摘がある。環境にもよるが画面の約60%以上をスタートメニューが覆い、UIに問題が発生するという。問題に遭遇した場合は、設定アプリの「システム」→「ディスプレイ」の「拡大/縮小」を調整することが提案されている。
また、すべてセクションのカテゴリ表示を調整できない問題も指摘されている。既定の種別ごとに自動でアプリを分類するが、同一種別に3つ以上のアプリが存在しない場合、それらアプリは「その他」カテゴリにまとめられてしまう。
Bleeping Computerは、ほとんどのアプリが「その他」にまとめられたとして、ユーザーによっては不便な機能だとしている。ただし、この問題は将来改善される可能性がある。同記者はローカルのJSONファイルにカテゴリ設定が保存されていることを発見しており、将来的に調整機能が提供される可能性がある。
新しいスタートメニューは10月28日(米国時間)にリリースされたプレビュー更新プログラム「KB5067036」および11月のセキュリティ更新プログラムに含まれている。しかしながら、段階的な展開の対象となっており、インストール直後から利用できるとは限らない。Bleeping Computerは新しいスタートメニューの展開が完了するには数年かかると予測しており、幅広く利用されるにはしばらく時間がかかる見込みだ。
