Honda(ホンダ)は10月29日、「Japan Mobility Show 2025」の開幕に先がけてプレスカンファレンスを開催。三部敏宏社長はこの中で、自社開発のロケット展示にも触れ、「ロケットの開発はまだその一歩を踏み出したばかりだが、この先どんな困難があっても諦めずに挑み続け、必ず乗り越えていきたい」と意気込みを語った。
ホンダは6月17日、自社開発のロケットを使った垂直離着陸実験を北海道・大樹町で行っており、Japan Mobility Show 2025(通称:モビショー、一般公開日:10月31日〜11月9日)にその実機を展示することを事前に予告していた。
実験の詳細については、ロケット開発を率いる本田技術研究所(Honda R&D) 宇宙開発戦略室の櫻原一雄室長と、石村潤一郎チーフエンジニアに取材した大塚実氏のレポート記事を参照してほしい。
ホンダの三部社長は、プレスカンファレンスの終盤で「ホンダの挑戦は宇宙へ拡がっている。あちらにあるのは、今年6月に北海道で行った、ロケットの離着陸実験に使った機体そのもの」と、自社ブースに展示している実機を紹介。
そして、「ホンダがめざすのは、再使用可能な機体と再生可能燃料を使った環境負荷の低い『サステナブルロケット』だ。今回の実験では離陸から着陸まで姿勢や速度を正確に制御し、計画通りの動きを達成できた」と続けた。
三部社長はその実験結果について、「自動運転や航空機開発で培った制御技術など、ホンダの技術の総合力と、何よりも現場で粘り強く挑戦を続けてきた従業員ひとりひとりの情熱の賜物だ」と語り、自社の技術力をアピールするのに加え、従業員の挑戦し続ける姿勢を称えることも忘れなかった。











