DHLが千歳市に半導体産業向けロジスティクスセンターを開設へ{#ID1}

DHLサプライチェーンは8月21日、北海道の千歳市に半導体関連産業向けの新たなロジスティクスセンターの建設に着手することを発表した。

  • DHL千歳ロジスティクスセンター 完成予想図

    DHL千歳ロジスティクスセンターの完成予想図 (出所:DHL)

このプロジェクトは日本政府が推進する半導体産業の国内強化および地域経済の活性化に呼応するものであり、北海道におけるロジスティクス機能の拡充を通じて、サプライチェーンの安定性と柔軟性を高め、半導体産業を物流面から支えることを目的とするものだという。また、社内的にも同社が掲げる「2030年までに事業規模を倍増させる」というグローバル成長計画における戦略的な役割という位置づけでもあるという。

2026年末の竣工を予定

建設予定地は、新千歳空港ICのすぐそばに位置し、千歳の次世代半導体産業集積地に隣接した場所とのことで、新千歳空港から車で約6分、国内の最先端半導体研究開発・製造拠点からも車で約20分ほどの場所だという。

すでに2025年8月19日には起工式が執り行われたとのことで、同社では、ロジスティクスセンターでは、製造装置メーカーや材料サプライヤーなどの顧客に対し、在庫保管、構内物流、エンジニアリングパーツのオンデマンドデリバリーサービスなどの高度かつ高付加価値なロジスティクスサービスの提供を行っていく予定だとしている。

  • 8月19日に行われた起工式の様子

    8月19日に行われた起工式の様子 (出所:DHL)

なお、新設されるロジスティクスセンターは、竣工は2026年末ごろの予定で地上1階建て、延床面積約1万4500m2(約4400坪)を有するマルチユーザー型の施設で、高度な物流ニーズに対して、柔軟かつ高機能なオペレーションを実現するほか、サステナブルな特長として、施設およびオペレーションにおける再生可能エネルギーの活用に加え、雨水の再利用設備による水資源の有効活用や、エネルギー効率を高めるモーションセンサー付きLED照明などの設備・仕組みを備えているという。