Microsoftは8月7日(現地時間)、「Protecting You in Meetings: Sensitive Content Detection in Teams is Now GA | Microsoft Community Hub」において、Microsoft Teamsの新機能「機密コンテンツ検出」の提供を開始したと発表した。
機密コンテンツ検出を利用すると、オンライン会議中の共有コンテンツを自動的にスキャンし、クレジットカード情報などの流出を防止することができるという。
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Protecting You in Meetings: Sensitive Content Detection in Teams is Now GA | Microsoft Community Hub
複数の機密情報を検出し、参加者への露出時間を短縮
機密コンテンツ検出は会議のオプションとして有効化することができる。機能を有効化した会議では、画面上で共有しているコンテンツの自動スキャンが実行され、クレジットカード番号、銀行口座番号、社会保障番号、納税者ID、パスポート番号、類似の識別番号の検出が行われる。
これら情報が検出されると、Teamsは発表者と会議の主催者の両方にアラートを通知し、画面共有を停止するように促すプロンプトを表示する。発表者が「共有停止(Stop sharing)」ボタンをクリックすると共有コンテンツは速やかに削除され、それ以降の流出を防止することができる。
通知は発表者と会議の主催者のみに送信され、それ以外の参加者には内容を含め通知されることはない。テレビ放送におけるかぶせ放送のような仕組みではないことから、一部参加者に機密情報を発見される可能性は残るが、リスクの大幅な低減につながることが期待されている。
使い方は簡単、過度な期待は禁物
この機能を利用するには、Teams Premiumライセンスが必要だ。主に会議を主催する組織の利用が想定されている。機能は「会議のオプション(Meeting options)」の「高度な保護(Advanced protection)」から「画面共有中に機密コンテンツを検出する(Detect sensitive content during screen sharing)」を有効にすることで利用することができる。また、この設定はテンプレートの一部として保存可能とのこと。
動作環境としてはデスクトップアプリ、Webブラウザ、モバイルアプリなど、主要なTeamsプラットフォームがサポートされる。初期リリースバージョンの制限としては、英語圏の特定のパターン以外の検出および動きの早いコンテンツの検出はできない可能性があるとされる。
Microsoftは今後のアップデートで機能を拡張する可能性を伝えており、利用状況やユーザーの要望に応じて他の言語をサポートしていくものとみられる。
