QPS研究所は、小型合成開口レーダー(SAR)衛星の12号機「クシナダ-I」を日本時間8月5日に打ち上げると発表。ロケット・ラボによるミッションロゴなども公開した。

  • QPS研究所の小型合成開口レーダー衛星「QPS-SAR」

クシナダ-Iは、カリフォルニア州ロングビーチに本社を置く企業、ロケット・ラボが開発した「Electron」ロケットで打ち上げる予定。ミッションネームは衛星の愛称にちなんで“The Harvest Goddess Thrives”(豊穣の女神の繁栄)と名付けられている。ロケット・ラボによるミッションロゴには、大自然を背景に飛翔するロケット、それを見下ろす人工衛星が描かれている。

打ち上げはニュージーランド・マヒア半島の発射場Launch Complex 1から日本時間日本時間8月5日12時45分以降を予定しているが、天候などの影響により、順延する可能性もあるとのこと。

  • ロケット・ラボによるミッションロゴ

QPS-SARプロジェクトでは、日本神話に登場する神々の名前からとった愛称を衛星につけており、12の軌道に3つずつ衛星を投入。合計36機による衛星コンステレーション構築をめざしている。12号機は新たな傾斜軌道に投入することから、新たに「クシナダ」(英文表記:KUSHINADA)と命名した。

クシナダは農業を司る「五穀豊穣」の女神として崇められ、稲作の繁栄や自然保護に深く関わっているとされる。今回の12号機のマークは、稲穂と田畑をモチーフとし、豊かな自然を育む大地を見守るという想いを込めたもので、この軌道の1機目となる12号機は「クシナダ- I」(クシナダ・ワン)と名付けたとのこと。

QPS研究所によるミッションマークは、カンパニーカラーであるブルーを基調とし、愛称のクシナダを想起させる稲穂と田畑を表現。スサノオやヤマツミと同じく、傾斜軌道では大型都市圏が観測域に多く入ることになる。一目でどの衛星のマークか分かるよう、衛星の底部には通算した衛星の数の数字を表記している。

  • QPS研究所によるミッションマーク