GitHubは7月28日(現地時間)、「Scaling for impact: How GitHub Copilot supercharges smallholder farmers」において、アフリカの小規模農家を支援する「One Acre Fund」がGitHub Copilotの導入によって生産性を大幅に向上させたと伝えた。

同団体の成長戦略で、GitHub Copilotは重要な役割を果たしている。

  • Scaling for impact: How GitHub Copilot supercharges smallholder farmers - The GitHub Blog

    Scaling for impact: How GitHub Copilot supercharges smallholder farmers - The GitHub Blog

テクノロジーがOne Acre Fundの成長の核

One Acre Fundは、アフリカの小規模農家を対象として、資産の融資や農業訓練サービスなどの支援を提供している非営利組織である。2006年にAndrew Younによってケニアで創設され、現在では東アフリカと南部アフリカの10カ国で500万戸の農家を支援している。

テクノロジーは、One Acre Fundの成長の核になっている。同団体は、従来の紙をベースとしたアナログ中心の運営を脱却し、物流や研修、農家登録などのプロセスをデジタル化した。この変革によって、業務の効率性が飛躍的に向上した。そして支援を受ける農家も、トレーニングを受けて成果が見えるようになると、前向きに技術を活用し始めたという。

開発スピードが3倍に向上

The GitHub Blogは、GitHub Copilotの導入が、One Acre Fundの生産性をさらに向上させたと明らかにしている。同団体の開発チームでは、GitHub Copilotの導入によって、従来は3週間かかっていた開発作業を1週間で終わらせるようになった。その結果、より多くの目標を設定し、達成できるようになったという。現在、すでに作業の30%以上がAIによる支援を受けているとのことだ。

非営利団体であるOne Acre Fundでは、限られた予算の中でソリューションの費用対効果を高めなければならない。オープンソース技術の活用が、この課題に対して大きな役割を果たしている。オープンソースプロダクトであれば、規模の拡大に対してライセンス料が高騰するという心配がないからだ。

GitHubでは、非営利団体向けの特別プログラムとして「GitHub for Nonprofits」を提供している。認定された団体は、GitHub Teamプランを無料で利用できるほか、GitHub Enterpriseクラウドプランも25%割引で利用することができる。