芝浦工業大学(芝浦工大)とスズキは、スマートモニタリングや車両・ロボットの自動走行機能の実現に向け、7月1日より共同で「スズキモビリティ連携デジタルツイン共同研究講座」を開設したことを発表した。
高精度3次元空間デジタルツインの要素技術を研究予定
近年では、少子高齢化の進展や労働人口の減少などといった社会課題が顕在化しており、これらの課題解決と日本の競争力維持・拡大には、自動走行機能をはじめとしたモビリティに関する先進技術を包括的に支える“デジタルインフラ”の整備が不可欠とされる。
こうした背景から今般、実学教育と研究を通じて社会の発展に貢献してきたとする芝浦工大と、モビリティ社会の発展に貢献してきたとするスズキは、自動走行をはじめとする多くの機能を包括したデジタルインフラの基盤となる、高精度3次元空間デジタルツインの要素技術の研究を目的に、共同研究講座を開設。芝浦工大が持つ先端技術とスズキが有するモビリティに関する知見を融合することで、安心安全な社会の実現と、新たなモビリティサービスの創出に貢献することを目指すとした。
なお同講座は、芝浦工大 豊洲キャンパスに設置され、同大学 工学部の新熊亮一教授(社会情報ネットワークデザイン研究室)と、スズキ 次世代モビリティサービス本部 モビリティ連携基盤開発部長の杉村嘉秋共同研究講座准教授により構成されるとのこと。また得られた成果は、スマートシティや自動運転車両、ロボットの自律移動、インフラモニタリングなど、多岐にわたる分野での応用が期待されるとする。
芝浦工大とスズキは、今般開設される共同研究講座を通じて、社会課題の解決に貢献する革新的な技術開発を推進するとともに、次世代を担う研究者および技術者の育成にも注力するとしている。
