Xの障害発生を受けて、Elon Musk氏が「24時間365日体制で働く」とXに投稿した。政府関連の取り組みが注目されてきたが、X、それにAIのxAI、自動車のTesla(テスラ)、宇宙事業のSpaceXといった自分の会社にフォーカスする姿勢を見せている。

自身の事業にフォーカス

Xの障害は米国時間5月24日に発生し、Reutersなどの報道によるとピーク時は2万5000件以上の障害報告があるなど、数万人規模のユーザーに影響が及んだという。現在、障害は解消されている模様だ。

マスク氏は同日に「24時間365日体制で働く。会議室/サーバルーム/工場のフロアで寝る日々に戻る。X/xAIとTesla(それに、来週のStarshipの打ち上げ)にスーパーフォーカスしなければならない。重要な技術ロールアウトが控えている」とXに投稿している。

Xについては「今週発生した稼働時間の問題が示しているように、大規模なオペレーション上の改善が必要だ。フェイルオーバーの冗長化が機能するはずだったのに、そうならなかった」と説明している。

マスク氏は1月のドナルド・トランプ大統領の就任以来、DOGEこと政府効率化省などの活動を進めてきた。今回、自身の事業にフォーカスする姿勢を示した格好となる。