Microsoftは現地時間5月19日、新しいコマンドラインエディタ「edit」をオープンソースでGitHubに公開した。今後数カ月以内にWindows Insider Programにプレビュー版で搭載され、Windows 11の一部として組み込まれる予定だ。

Windowsのデフォルト搭載を目指し開発される「edit」

Windowsのデフォルト搭載を目指し開発される「edit」は、コマンドラインから直接編集できるCLI(コマンドラインインターフェース)テキストエディターだが、マウスモードをサポートするためメニューからメニューを使った編集や置換や選択範囲を指定してコピー&ペースト(Ctrl+C、Ctrl+V)などGUI操作での編集も可能。複数ファイルの操作にも対応し、Ctrl+Pか右下のファイル名クリックで開いているファイルを一覧できる。

  •  新しいコマンドラインエディタ「edit」v1.0.0

  • マウス操作でメニュー表示。すべてにショートカットキーが割り当てられている

  • Ctrl+Pで開いている複数ファイルを移動

OSSのコマンドラインエディターは数多く存在するが、64ビット版WindowsにはMS-DOS Editが付属しておらず、Vimはどうやって終了するの?が簡単であっても多くのプログラマに躓きになることをWindows TerminalのProduct ManagerであるChristopher Nguyen氏が公式ブログで述べている。バイナリも用意されており、GitHubのV1.0.0リリースページからダウンロードできる。

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