NTTドコモは5月19日、学園祭での「d払い」活用へ向けた「d払いキャッシュレス学園祭パッケージ」の受付を開始することを発表した。同社はこれまで、サービス業や小売企業を中心にd払いの導入によるキャッシュレス化を通じた業務効率化と顧客・売上増につながる支援を提供してきた。今回は学園祭向けに新たな特別パッケージを提供する。

サービス概要

同サービスの利用により、キャッシュレス化による学園祭でのスピーディな支払いや現金管理の手間とリスク低減の実現によって、より効率的で安心安全な学園祭の運営が期待できる。

また、学園祭でのd払い導入によるキャッシュレス化に加え、模擬店別に売り上げ状況をリアルタイムに確認できるツールの提供や、事前にd払いの取扱いに関する必要な基礎知識を身に付けるためのセミナーの開催、学園祭および学校周辺地域の店舗を対象としたd払いキャンペーンの企画や開催など、学園祭を盛り上げるためのサポートも提供。

さらに、金融教育やキャリア教育の支援を行う「特別プログラム」も合わせて提供する。学生の金融知識向上を目的とする「金融教育セミナーの開催」、キャリア教育を目的としてキャッシュレス学園祭を通じた「マーケティングリサーチ」や「利用実績データを活用したデータ分析」など、職業体験の機会を提供することで、学園祭の運営にとどまらない多様な学びをサポートする。

まずは関信越地域（茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、新潟県、長野県）の学校（高校・大学・専門学校など）から提供を開始し、今後、順次提供エリアを拡大予定。