半導体人材育成向けeラーニングプラットフォームをSEMIが提供

SEMIジャパンは5月12日、SEMIが2023年に開設した半導体人材育成向けeラーニングプラットフォーム「SEMI University」を日本のユーザーニーズに合わせた形の日本語版の提供を開始したことを発表した。

日本語版の教材は、約800講座が提供されている英語版の知見を活かしつつ、日本の半導体業界の第一線で活躍しているエンジニアや専門家により開発されたオリジナルの教材を中心に構成されており、SEMIジャパンでは、半導体業界に従事するプロフェッショナルだけでなく、大学や高専など半導体を学ぶ学生にとっても実践的な教育を目指したものとなっていると説明している。

日本の半導体業界に関わる人物が教材を開発

具体的には、各講義の専門家によって設立されたオンライン教育(eラーニング)のプラットフォームを活用することで、企業・教育機関の研修・トレーニング開発における独自リソースの投入負担を低減することが可能になるとしているほか、新入社員からベテラン技術者、非技術者まで、幅広いジャンルとレベルをカバーしつつ、すべての学習者が自分のペースで学べるようになっているとする。

また、理解度が確認できるテスト付き講義も用意されており、これにより、学習者における学習効果の評価から、自身の理解度を確認し、必要に応じて再履修するなどの取り組みを通じて、知識の標準化を図ることができるようになるともしている。

  • 「SEMI University(日本語版)」の目的イメージ

    「SEMI University(日本語版)」の目的イメージ (提供:SMEIジャパン)

基本から実地に関することまで幅広い教材を提供

2025年5月12日時点で日本語版の教材として公開済みの講座は以下の通り。

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