スペースデータは4月7日、宇宙空間における創薬プラットフォームの開発を手掛けるルクセンブルクの企業・Exobiosphereのシードラウンドに出資を行ったことを明らかにした。
Exobiosphereは、微小重力環境などの宇宙空間の特性を活かし、次世代の創薬とスキンケアの実現を目指す“宇宙バイオテクノロジー企業”で、従来の地上ベースでは実現できなかった高精度な疾患モデルや治療法の開発を可能にするという。現在同社は、宇宙空間における創薬の研究開発拠点(CRO)として、ハイスループットスクリーニングシステム「OHTS(Orbital High-Throughput Screener)」を開発している最中とのこと。将来的にはハイスループットテストと宇宙ベースの研究を組み合わせ、製薬・美容業界の課題を解決する革新的なソリューションを提供していくとし、地球と宇宙の両方にインパクトを与える本質的なイノベーションを目指しているとする。