任天堂が4月2日に発表した、次世代家庭用ゲーム機「Nintendo Switch 2」のさまざまな処理をするプロセッサについて、開発を担当したNVIDIAが4月3日、同社のブログにその性能などの概要についての説明を掲載した。
専用RTコアとTensorコアでNintendo Switchの10倍のグラフィックス性能を実現
それによると、専用のRT(レイトレーシング)コアとAIによる補正を活用することで解像度を向上させることができる「DLSS(ディープラーニングスーパーサンプリング)機能」を備えた「Tensorコア」を備えたカスタムプロセッサをCPU/GPUとして採用。Tensorコアは、DLSSのほか、ビデオチャット機能を利用した際のAIを活用したフェイストラッキングや背景除去などにも活用されるとのことで、これらを活用したグラフィックス性能は初代「Nintendo Switch」の10倍であり、よりスムーズなゲームプレイとより鮮明な映像を提供するとしている。
また、TVモードでは最大で4Kゲーミングを、携帯モードでは1080Pで最大120FPSの提供を可能するほか、携帯モードの際にはNVIDIA G-SYNCによる可変リフレッシュレート(VRR)の活用により、スムーズでティアリング(コンピュータ側とディスプレイ側の更新タイミングがずれることで、映像が途中で左右にずれたように見える現象)のないゲームプレイを実現するという。
Nintendo Switch 2の性能概要
- 「Nintendo Switch」の10倍のグラフィックスパフォーマンス
- RTコア搭載によるリアルなライティング、リフレクション、シャドウ
- Tensorコア搭載による、AIを活用したグラフィックス処理
- 携帯モードにおけるNVIDIA G-SYNCによるVRRの活用によるスムーズでティアリングのないゲームプレイ
なお、映像表現については、並行してUnityがNintendo Switch 2のサポートの提供を発表しており、このサポートは、まもなくUnity 6の追加機能として任天堂から承諾を得た開発者に提供される予定だという。