BetaNewsは3月20日(米国時間)、「Microsoft brings Copilot back from the dead after accidentally nuking it」において、Windows 11に3月のセキュリティ更新プログラムをインストールするとMicrosoft Copilotアプリが誤ってアンインストールされる不具合が修正されたと報じた。

  • Microsoft brings Copilot back from the dead after accidentally nuking it

    Microsoft brings Copilot back from the dead after accidentally nuking it

Copilotが自動アンインストール

先日、「Microsoftがミス、Copilotをアンインストール | TECH+(テックプラス)」にて報じたとおり、Microsoftは「March 11, 2025—KB5053598 (OS Build 26100.3476) - Microsoft Support」の既知の不具合一覧において、一部デバイスのMicrosoft Copilotアプリが意図せずアンインストールされ、タスクバーから固定解除される可能性があると明らかにしていた。

かく言う筆者も不具合の影響を受け、Microsoft Copilotアプリの自動アンインストールを経験したが、本件不具合は報告からわずか数日で修正が発表された。

元の状態に復旧

Microsoftは具体的な修正方法を明らかにしていないが、次のように述べている。

「この問題は修正されました。影響を受けたデバイスは元の状態に戻されています。また、Microsoft Storeからアプリを再インストールし、タスクバーに固定することもできます」

Microsoftの主張をそのまま受け取ると、自動アンインストール後に自動再インストールしたものと推測される。

近年、MicrosoftはCopilotやCopilot+ PCなど、AI機能を積極的に推進している。本件不具合はMicrosoftのこの戦略に大きな影を落とす可能性があった。わずか数日での修復は戦略の重要性を浮き彫りにしており、Micrsoftの力の入れようを伺い知ることができる。