パナソニック ホールディングス(HD)は2月28日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のパビリオン「ノモの国」において、ゼロカーボン電力由来の水素で発電した電力を使用し、会期中に夜間ライトアップ演出を行うと発表した。

また3月1日には、オーガンジーを施したファサードに照明とミストで幻想的な演出を行う、パビリオンのライトアップ点灯式を実施する。

  • パナソニックグループパビリオン「ノモの国」

    パナソニックグループパビリオン「ノモの国」

会期中は毎日、日没後から閉館の22時まで、パビリオン建築を手掛けた永山祐子氏によるさまざまな色や動きを組み合わせた10種類以上のパターンのライトアップ演出を行うほか、1日1回、子どもたちが制作した演出を行うとのこと。

NTTのパビリオンで日中に太陽光などにより生成したゼロカーボン電力由来の水素を活用する。地中パイプラインを通じて供給され、パナソニックグループパビリオンに設置された5kWの純水素型燃料電池で発電を行う。パビリオンの夜間ライトアップに必要な電力(2.8 kW)は、このCO2排出ゼロの電力を利用する。

この記事は
Members+会員の方のみ御覧いただけます

ログイン/無料会員登録

会員サービスの詳細はこちら