ブリヂストン、ENEOSマテリアル、日揮ホールディングス(日揮HD)の3社は2月5日、植物資源由来の合成ゴムを使用したタイヤの商業化に向けた3社連携を加速することを明らかにした。
現状、合成ゴムの素原料であるブタジエンは、石油製品のひとつであるナフサを熱分解した際の副生成物として工業的に生産されている。ブリヂストンとENEOSマテリアル、そして日揮HDの3社は、2022年より各社の経営ビジョンに共通する持続可能な社会の実現に向け、植物資源由来のバイオブタジエン、およびタイヤ用合成ゴム製造の基礎的な技術検討や市場調査を進めてきた。