ヌヴォトンテクノロジージャパンは1月15日、光出力1.7Wを実現した波長420nmのインディゴ半導体レーザ「KLC420FS01WW」の量産を開始したことを発表した。
水銀灯は産業用光源としてさまざまな分野で活用されているが、環境問題への対応を中心とした規制が各国で進んでおり、代替光源の開発が求められている。ヌヴォトンでも、水銀灯代替用半導体レーザーの開発を進めてきており、同製品は水銀灯の波長の1つであるg線(波長436nm)に近い、420nmの波長帯で1.7Wの光出力が可能なインディゴ半導体レーザとなる。
すでに量産が進んでいる紫外半導体レーザ(波長378nm)や紫色半導体レーザ(波長402nm)と組み合わせることで、水銀灯のi線(波長365nm)、h線(波長405nm)、g線(436nm)の代替光源ソリューションとして活用することが可能だという。