小糸製作所は11月27日、静岡大学との間でネーミングライツ(施設命名権)に関する契約を締結し、同大学附属図書館浜松分館2階のグループワークエリアの愛称を「KOITO LIGHTING AREA(コイト・ライティング・エリア)」と命名したことを発表した。
小糸製作所として初めてネーミングライツを取得
小糸製作所は「KOITO VISION~人と地球の未来を照らす~」を掲げ、次世代モビリティ社会において安全・安心に貢献することを目指している。そして今般同社は、静岡大の目指す「未来志向の人材育成」に賛同し、同大学施設のネーミングライツ取得を決定したとする。
今回対象となった静岡大附属図書館浜松分館のグループワークエリアは、年間約17万人に利用される同図書館の中でも人気のある延床面積668m2のスペースで、学生たちがグループで会話をしながら学習を進めることができる施設。小糸製作所は、“このスペースでのコミュニケーションとコラボレーションを通じて生み出される想像力とアイデアのきらめきが、日本の未来を明るく照らしてほしい”という願いから、愛称をKOITO LIGHTING AREAとしたという。
なお今回締結されたネーミングライツ契約は、2024年11月1日から2027年10月31日までの3年間にわたるとのこと。同社は、これからもこの施設が多くの学生に利用され、活発な対話・連携・協業の場として親しまれることを期待するとともに、今後も日本の将来を担い世界で活躍する人材の支援に向け、さまざまな教育機関との連携強化を図るとしている。