キャディは11月21日、東海エリアでのサービスおよび採用の強化を目的として、同社初となる名古屋オフィスおよび名古屋オペレーションセンターを開設することを発表した。

  • 名古屋オフィスが位置する「STATION Ai」内観

    キャディ名古屋オフィスが位置するオープンイノベーション拠点「STATION Ai」内観(出所:キャディ)

ものづくり企業が集結する東海地域のサービス強化へ

図面データ活用クラウド「CADDi Drawer」をはじめとする製造業AIデータプラットフォームを提供するキャディは、2024年9月に新たなアプリケーションとなるAI見積もりクラウド「CADDi Quote」の提供を正式に開始。グローバルに事業を展開する製造業メーカーから少人数の加工会社まで、幅広く顧客を抱えているといい、その範囲は国内にとどまらず、米国や東南アジアにも広がっているとする。

そんなキャディが今般新たな拠点を構えた東海エリアは、製造業を中心とする第2次産業の構成比が全国に比べて高く、ものづくり産業の拠点が集積する地域で、自動車産業を筆頭に、電機・工作機械・半導体などさまざまな領域において、世界市場でも重要な役割を果たしている。

同社はそうした“日本の製造業の心臓部”ともいえる東海エリアにおけるサービスを強化するため、初となる名古屋オフィスおよび名古屋オペレーションセンターの2拠点を12月1日に同時開設することを決定。この拠点新設により、CADDi DrawerおよびCADDi Quoteの導入企業が増加する東海エリアでの生産性向上やセキュリティ強化を目指すとする。

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