NECはこのほど、報道関係者向けにエンタープライズ(民需向け)事業における市場動向や最新トピックスを紹介する「NEC Media meetup」を開催した。
本稿では、NEC Media meetup内で「ひととAIの新たな未来を実現するNEC Personal Consultant」というテーマで紹介された、生成AI活用した接客向けデジタルヒューマン「Saya」について紹介する。
NEC×アイシンで共同開発
NECは、AI・ロボットの浸透によるイノベーションの加速や非接触・デジタルなど暮らしの多様化、新たなコミュニケーション文化の定着により、情報過多で何を選択すべきかわからない人やデジタルが使えず取り残されてしまう人が出てきてしまっていることを危惧している。
そんな中、同社では「テクノロジーの力で、誰ひとり取り残さない社会を。」をテーマに掲げ、生成AIとデジタルヒューマンロボットを組み合わせたサービスとして「NEC Personal Consultant」を開発した。
同サービスは、「豊富な知識」「あらたな気づきを共に探す」といった特徴を持つ生成AIと、みんなに親しまれる存在でありながら、コトバ以外での意思疎通が取れるデジタルヒューマンロボットを組み合わせることで、新たな視点をもたらしつつ、人の気持ちに寄り添う。