主要業種の優良銘柄30種で構成される「ダウ工業株30種平均」の構成銘柄として、新たにNVIDIAが加わる。

プレゼンスが落ちるインテル

主要業種の優良銘柄30種で構成される「ダウ工業株30種平均」の構成銘柄として、新たにNVIDIAが加わる。これに伴い、Intel(インテル)は構成から外れることになる。

ダウ工業株30種平均は、NASDAQやニューヨーク証券取引所などに上場している銘柄から選ばれた30種の株価指数。

今回の入れ替えでは、NVIDIAがIntelに代わって組み入れられる。化学・素材ではDowに代わってSherwin-Williamsが、電力ではAESに代わってVistraが加わる。S&P Dow Jones Indicesは、「半導体産業、素材産業の実態をより適切に反映させる」と説明している。AI時代となり、半導体分野の主役が交代することを象徴する格好となる。

2月に行われた前回の組み入れ変更では、AmazonがWalgreens Boots Allianceに入れ替わる形で加わった。新しい銘柄構成は11月8日より有効となる。同1日にS&P Dow Jones Indicesが発表している。