フリー(freee)は10月10日、AIを活用して従業員のスキルや経験を考慮し、自動でシフトを作成できる「freee人事労務 AIシフト管理β版」の提供を開始した。これにより、シフト作成業務の効率化が図れる。

  • 勤務パターンの登録でAIが自動でシフトを作成し、シフト管理業務を効率化する「freee人事労務 AIシフト管理β版」

    勤務パターンの登録でAIが自動でシフトを作成し、シフト管理業務を効率化する「freee人事労務 AIシフト管理β版」

freee人事労務 AIシフト管理β版」では、従業員の勤務パターンを登録し、希望シフトの回収を行うだけで、AIがシフトを自動作成しての業務フローを完結できるサービス。

これまでシフト勤務の従業員を抱える企業において発生していた、勤務希望日の回収やシフト作成、従業員へのシフト共有、突発的な休暇対応、シフト管理ツールへの転記といった多くの作業を効率化できる。また、経験やスキルを考慮したシフト作成や人数バランスの調整、現場担当者に依存しがちな業務の属人化という課題も解消できる。さらに、業界ごとの人員配置基準や特殊なシフト作成にも柔軟に対応可能。

従来のシフト作成サービスでは、入退社や異動の際に従業員情報を複数のシステムに個別登録する必要があったが、同サービスでは、freee人事労務との連携により従業員情報の登録が一度で済み、重複管理が不要となる。また、シフトから勤務予定が自動でfreee人事労務へ連携されるため、勤怠システムへの転記作業も削減されるとしている。