リコーは9月5日、ハイブリットな働き方を支援するコラボレーションボード「RICOH Collaboration Board W5500」「RICOH Collaboration Board W6500」「RICOH Collaboration Board W7500」を9月12日に発売開始することを発表した。

働き方が多様化する中で、同製品はコミュニケーションの生産性と創造性の向上を目的とするエッジデバイスとして展開。国内での販売とサポートを担うリコージャパンは、ワークスタイルのコンセプトである「RICOH Smart Huddle」において、この製品をキーデバイスと位置付けている。

  • RICOH Collaboration Board W6500(オプションを装着)

    RICOH Collaboration Board W6500(オプションを装着)

同製品は、専用ソフトウェアなどのインストールが不要で無線投影が可能。有線・無線接続ともに、画面上からパソコンのタッチ操作が可能なタッチバック機能に対応する。さらに接続した外部機器との2分割画面表示も可能で、効率的なプレゼンテーションやミーティングを実現する。

また、オプションのAIカメラ(有償)が会議参加者を自動で認識し、クローズアップ。FlatFrog Laboratories ABの技術を利用したGesture Pointer機能により、AIカメラが人物と手を自動で認識し、投影している画面に話者の映像とともに指し示している場所をハイライト表示する。

  • Gesture Pointer機能

    Gesture Pointer機能

クラウド上のホワイトボードを利用することで、リモートワークのメンバーや社外の取引先ともリアルタイムに板書を共有可能。双方向での手書きコミュニケーションを実現する。Microsoft Windows OSを採用し、Microsoft Officeなどのアプリケーションを自由に追加できる。ユーザーのセキュリティポリシーに合わせた設定やウイルスソフトのインストールも可能で、セキュアな管理運用をサポートする。オフィスだけでなく工場や医療現場などでのコミュニケーションの効率化に貢献するとのことだ。

  • 書き込み共有

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