Amazon、神奈川への投資8300億円超に 経済・社会貢献について発表

Amazon(アマゾン)は8月20日、神奈川県の経済や社会への貢献について発表、2023年単年の神奈川県への投資額が1500億円以上に上ったことを明らかにした。2010年から2023年までの14年間の総投資額は8300億円以上になったという。

 

この投資額には、フルフィルメントセンター(FC)などの設備投資と、従業員への給与などの事業運営費が含まれている。

 

アマゾンは13年、神奈川県小田原市に最初のFCを開設。2016年に川崎市に2拠点を開設した。2022年と2024年には相模原市に拠点を設けた。神奈川県への投資を積極的に行ってきたとしている。

 

2024年4月に開設した「Amazon相模湖FC」は、延床面積約15万平方メートル、商品保管容量は約4万2000立方メートルとなっており、国内最大のアマゾンロボティクスを導入するFCとなっている。

 

「相模湖FCをはじめとした継続的な物流分野への投資が、神奈川県全体の発展に貢献していることをうれしく思う。日本の経済、社会に貢献できるよう、今後もさまざまな地域と連携していく」(JP FCオペレーション事業部 統括本部長 原祐介氏)と話している。