NTT都市開発は8月28日、シェアスペース「LIFORK(リフォーク)秋葉原」(秋葉原UDX 4階)について、ワーカーの利便性を高めてチームのコミュニケーション活性化を促すことなどを目的に、集まることの価値を生み出す空間へとリニューアルしたことを発表した。

さらに同社は、秋葉原UDXの付加価値を高める取り組みとして、リコーが開発した次世代会議空間「RICOH PRISM(リコー プリズム)」をLIFORK秋葉原内に導入。自動ファシリテーション機能に加え、映像、光、音など五感に働きかける空間演出によって効果的な会議を支援する。

アキバの街を眺めて働くシェアオフィス「LIFORK秋葉原」

NTT都市開発は「はたらくって、たのしい」をコンセプトに、自分らしいワークスタイルやライフスタイルの実現を支援するシェアスペース事業として「LIFORK」を展開している。LIFORKの名称はLIFEをWORKを組み合わせた造語に由来する。

LIFORKブランドで展開するのは、秋葉原2カ所、大手町、原宿、南青山、名古屋の全6カ所。その街の歴史や文化に合わせて、空間ごとに異なる内装を取り入れ多様なシェアスペースを提供する。シェアオフィスの他、コワーキングスペースやレンタルラウンジ、レンタルルームとしても利用可能。

コワーキングスペースはNTTコミュニケーションズが提供するワークスペース検索・予約サービス「droppin」(ドロッピン)を利用して、15分からの従量課金制で利用可能。スマートロックとdroppinの連携により無人で運営している。

今回リニューアルしたLIFORK秋葉原は、2018年4月より営業を開始した。アーリーステージやミドルステージのスタートアップ企業を中心とする貸室ニーズに対応するため、10人用2部屋と12人用1部屋を増築した。

照明には遠藤照明の調光調色可能な「Synca(シンカ)」シリーズを導入。時間帯によって自然な色合いの優しい光が降り注ぐ。オフィスチェアは長時間座っても疲れにくいよう、フットレストや腰を支えるランバーサポートなどを搭載するCOFOのチェアを採用した。

  • シェアオフィスの内装、大きな窓から秋葉原を通る電車が望める

  • 照明の色合いが時間帯によって変化する

  • 遊びごころも感じられる

  • 個室ブースの名前にも秋葉原らしさが

  • シェアオフィス会員はドリップコーヒーを利用可能