Googleは6月14日(米国時間)、「Google Workspace Updates: Google Meet now supports high definition video for meeting recording and devices」において、Google Meetをアップデートしたとアナウンスした。アップデートにより、会議の録画およびデバイスで高解像度ビデオがサポートされた。
Google、Meetのビデオ会議品質を向上
強化された機能は次のとおり。
- 録画された会議でフルHDビデオコンテンツをサポート
- 1080pカメラを搭載したすべてのコンピューターでフルHDビデオの送信をサポート
Google Meetで録画された会議について、スピーカーのビデオフィードの最大解像度が720pから1080pに引き上げられた。すでにプレゼンテーションコンテンツの1080p録画がサポートされているが、機能強化により録画データの視聴品質も向上することとなった。
1080p対応のカメラを搭載したすべてのコンピュータで、1080pのビデオ解像度が利用できるようになった。ただし、1080p解像度はデフォルトではオフになっているため、ユーザーが設定メニューからオプトインする必要がある。
1080pが送信されるのは、録画が有効な場合、または1人以上のユーザーが1080p対応のユーザーを1080pのビデオフィードをレンダリングするのに十分な大きさの画面に固定した場合のみであることに注意が必要。特定のシナリオでは、1080pビデオを送信するために追加の帯域幅が必要になり、デバイスの帯域幅が制限されている場合は、Meetが自動的に解像度を調整することが説明されている。
これらの機能強化は即時リリースと計画的リリースのドメインにわたって順次展開されており、各機能のロールアウトは最大15営業日以内に完了予定となっている。