〈詐欺被害を食い止めろ!〉セブン銀行が北海道大学などと産学連携

セブン銀行がキャッシュレス時代の新たなATMのあり方を模索している。

その一環で、北海道大学などとの産学連携も始まった――。

 

デスク「セブン銀行が北海道大学、釧路工業高等専門学校との産学連携を進めているね」

記者「はい。今回の連携は、北大や釧路高専が持つ学術的、技術的知見を掛け合わせることで、少子高齢化やデジタル化、キャッシュレスが進行する中で、今後求められる新たなATM(現金自動預け払い機)を模索しようというものです」

デスク「釧路高専が松橋正明社長の母校というのは分かるけど、なぜ北海道での連携なの?」

記者「北海道は高齢化が進む一方、デジタル化の遅れている地域の一つでもあり、北海道を選んだそうです。松橋氏は『現金の出し入れが中心だったATMを情報の出し入れができる端末に昇華させていく。これからの時代に合う、今までになかったATMをつくりたい』と話しており、将来的にはAI(人工知能)を活用した人間の行動・心理分析を踏まえ、”オレオレ詐欺”などの被害を未然に防ぐような仕組みづくりなどを検討しています」

セブン-イレブン・ジャパン社長・永松文彦「今まで以上にお客様や加盟店を最優先に考え、地域や社会に無くてはならない店づくりを!」