EC支援のメディエア、東証TOKYO PRO Marketに上場 前期売上は12.4％増の4.9億円

EC支援のメディエアは5月31日、東京証券取引所 TOKYO PRO Marketへの上場が承認されたと発表した。上場予定日は6月7日。2023年9月期の売上高は、前期比12.4％増の4億9100万円だと明らかにした。

メディエアはEC運営代行サービスやECコンサルティングサービスといったEC支援サービスが主要事業だ。自社ECサイトやECモールのサイト構築や運用代行、コンサルティング、販促支援などを提供している。

D2C販売事業では、EC支援サービスで培ったノウハウとクライアントとのリレーションを活用して、自社企画商品や仕入商品を同社のECサイトで販売している。

2021年10月には、D2Cヨガウェアブランド「LITHEE（リジー）」の販売を開始した。EC販売のノウハウを生かし、ブランド開発から商品企画、生産、販売まで手がけ、売り上げを伸ばしている。

上場後は既存サービスの拡大に加えて、越境EC支援サービスの提供を計画している。上場によって企業の認知度を拡大し、優秀な人材確保にもつなげる。