アパレルAIシステム「Lightchain」、新機能「マルチアングル生成」を実装 背面、側面画像生成のニーズに対応

スクロールは5月27日、子会社のスクロールインターナショナルが日本での独占的な販売店としてサービス提供しているアパレルAIシステム「Lightchain(ライトチェーン)」に、新機能「マルチアングル生成」が実装されたと発表した。正面画像からの背面、側面画像の生成などを可能にした。

スクロールは、グループにおける顧客への提供価値を「ダイレクト マーケティング ソリューション(DMS)」と定義し、グループが有するダイレクトマーケティング関連のあらゆる知見やノウハウをソリューションサービスとして提供することで、さらなる成長の実現を推進している。

子会社のスクロールインターナショナルは、テイストや服種などを指定すると、AIがデザイン案を生成するアパレルAIシステム「Lightchain」の日本での独占的な販売店としてサービスを提供しており、この度、新機能「マルチアングル生成」の実装を発表した。

▲使用例「レディースワンピース」

「マルチアングル生成」は、「Lightchain」で作成した元データ(正面画像1枚)から、背面、側面の画像を生成する機能。ポージングも複数生成される。

▲使用例「メンズ企画書」

「Lightchain」で生成される提案画像は、これまで正面からの画像に限られていたが、利用企業から「企画書、商品サンプル依頼において、背面・側面の画像が欲しい」との声が多く寄せられとし、「マルチアングル生成」の実装によりニーズに対応した。