アウトドアブランド「ミレー」、ECサイトでAIによる「ハッシュタグ」「Web接客」によるCVR改善策を実施

フューチャーショップ、awoo、Mattrzはこのほど、ミレー・マウンテン・グループ・ジャパンの公式オンラインストアにおいて、AIによる商品特徴軸のハッシュタグとWeb接客機能を組み合わせたCVR改善施策を実施した。3社の連携により、商品検索体験の更なる向上を目指す。

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を提供するフューチャーショップ、商品理解を通して回遊と購買を生み出すAIサジェストプラットフォーム「awoo AI」を提供するawoo、WEBページ、ECサイトのCVRを改善させるマーケティングプラットフォーム「MATTRZ CX」を提供するMattrzは、ミレー・マウンテン・グループ・ジャパンの公式オンラインストアにおいて、3社の連携施策として、AIによる商品特徴軸のハッシュタグとWeb接客機能を組み合わせたCVR改善施策を実施した。

ミレー・マウンテン・グループ・ジャパンは、100年以上の歴史を持つ登山ブランドの「ミレー」を展開。登山用のバックパックやアパレル用品、寝袋を中心に高機能かつ革新的な商品を提供している。

ミレー・マウンテン・グループ・ジャパンの公式オンラインストアは、ECプラットフォーム「futureshop」を使用しており、すべての利用者が感覚的に求める商品に辿り着くことができる商品検索体験を目指し、今回新たに実施した施策では、商品情報からAIが自動でハッシュタグを生成・最適化を行う「awoo AI」と、Web接客・コンテンツ差し込みなど、多様な機能でコミュニケーション最適化・離脱防止を行う「MATTRZ CX」を「futureshop」に連携した。これによりUI/UXを改善し、「awoo AI」「MATTRZ CX」の両ツールのパフォーマンスを最大化させることが期待できるとしている。

具体的には、商品特徴軸のハッシュタグのポップアップ表示、商品一覧ページへのハッシュタグ関連商品の差し込みなどを実施。商品特徴軸のハッシュタグのポップアップ表では、「awoo AI」が商品データフィードから自動生成・最適化したハッシュタグを「MATTRZ CX」のポップアップ機能で表示し、商品画像だけでは伝わりにくい機能面や着用シーンなどの特徴を言語化。両ツールのシナジーにより、直感的な商品検索による回遊を促すとともに、CVR改善に貢献する。

商品一覧ページへのハッシュタグ関連商品の差し込みでは、「awoo AI」で自動生成された商品一覧ページの上部に、「MATTRZ CX」によって特定のハッシュタグ関連商品を視覚的に訴求。タブで切り替えができ、ハッシュタグ関連がより探しやすくなる。

今回の取り組みについて、ミレー・マウンテン・グループ・ジャパン 営業部 イーコマース・マネージャー 奥村武氏は、「『MATTRZ CX』と『awoo AI』につきまして、当サイトの課題であるCVRを改善することを目的として導入をさせていただきました。これまでそれぞれが異なるアプローチにてコンバージョン改善の効果を出していただいておりますが、今回の連携によるシナジーでより効果が上がることを期待しております。『awooタグ』を経由したお客様のCVRは経由なしのお客様と比べて高い傾向が顕著に出ておりますので、『MATTRZ』の機能を活用し、タグをより効果的な場所・タイミングで露出をしたいと考えております」とコメントした。