ペットゴー、減収も営業利益は過去最高に D2C・サブスクが好調

ペット用品などのECを展開するペットゴーの2024年3月期の売上高は、前期比1.2%減の99億500万円だった。営業利益は前期比4.6%増の2億4700万円となり、過去最高を記録した。今後も、D2C商品など、利益率の高い事業構造への転換を推進していくとしている。

 

他社ECモールなどの売り上げは、前期比5%減の65億900万円だったが、自社ECサイトの売り上げは前期比7%増の33億9600万円となった。全体では、微減収での着地となった。

 

自社ECサイトの売上高比率は、前期比2ポイント増の34%となった。

 

自社ECサイトでは、サブスクコマースが好調。サブスクの売上高は、前期比22%増の19億2900万円だった。

 

D2Cブランドの売上高は、前期比34%増の13億7100万円と大幅増収となった。積極的な広告販促投資と、品ぞろえ拡充を実施、D2Cブランドの全社売上高比率は、前期比4ポイント増の14%となった。

 

2025年3月期については、「D2Cシフト」を中期成長戦略とし、利益率の高い事業構造への転換を推進していくとしている。

 

2025年3月期の売上高目標は前期比4.9%増の103億9500万円だという。

 

営業利益については同26.7%増の3億1300万円を目標として掲げている。