大阪市に本社を置くサンレディースは人材紹介や業務請負、棚卸代行などを行う企業だ。同社は、2020年10月から全社一斉にSalesforce Platform(以下、Platform)を導入した。目的は、名刺情報の共有だったという。
「それまでは、名刺を交換した人しかその情報を持っていないなど、情報が独立していました。そうした情報を共有していろいろな形で横展開をしたかったというのがPlatform導入の背景です」と説明するのは、サンレディース ITソリューションチーム マネージャー 石井良馬氏だ。
当初は、名刺管理に特化したソリューションの導入も検討したが、入力されたデータを集めて個人ごとの契約率などデータ分析ができる点や、いろいろなアプリケーションと連携できるといった汎用性、拡張性に魅力を感じて、Platformを選択したという。