さくらインターネットは4月18日、IaaS(Infrastructure as a Service)型パブリッククラウド「さくらのクラウド」で利用可能なパブリックアーカイブで、同日から「Red Hat Enterprise Linux Server」を提供すると発表した。

同社のパブリックアーカイブは、各種OSなどをあらかじめインストールした状態で提供する、サーバ作成時のテンプレート機能。Red Hat Enterprise Linux Server」はエンタープライズ向けのLinuxOSとなり、さくらインターネットで技術的な問い合わせを受け付けることも可能としている。

また、同OSの提供は「ガバメントクラウド整備のためのクラウドサービス」(ガバメントクラウド)の技術要件の1つであり、さくらのクラウドは2023年度にデジタル庁が募集したガバメントクラウドに、2025年度末までに技術要件をすべて満たすことを前提とした条件付きの認定を受けている。

価格は税込みでRed Hat Enterprise Linux Server 8、同9ともに月額1万4014円。2コア4GB、4コア8GB/16GB、6コア32GB、8コア16GB/32GBの各スペックのコア専有プラン(Intel Xeon Processor)で利用でき、利用可能なゾーンは東京第2ゾーンとなる。