電通デジタルは4月16日、SAPジャパンとパートナー契約を締結したと発表した。
パートナー契約の下で行うこと
電通デジタルはパートナー契約の下、マーケティング施策におけるデータ戦略を強化し顧客体験向上を目指す企業に対し、SAPジャパンの顧客ID・アクセス管理(CIAM)ソリューション「SAP Customer Data Cloud」を利用した顧客ID統合管理の導入・活用支援を開始する。
これにより、クライアント企業の顧客データ戦略において、マルチクラウド環境における顧客IDの統合管理および同意管理、多要素認証などのセキュアなサインインプロセスによって顧客接点を強化することで、高度にパーソナライズされたコミュニケーション施策を提供し、顧客エンゲージメント向上を支援する。
「SAP Customer Data Cloud」の概要
「SAP Customer Data Cloud」の管理ID数は32億件、平均月間ログイン数は4億件に上るという。
同製品は、ID管理、同意管理の継続的な取得・保存といった顧客データ管理に必要な機能を備えており、多様化する接点に応じた登録・認証機能に対応できる。
また、個⼈情報保護規制強化を意識した機能を提供し、継続的な更新を行うことで法規制にも対応している。