NTTデータは3月8日、mctと資本業務提携を同日締結したことを発表した。この提携により、NTTデータはデザインコンサルティング領域のコンサルタントリソースを強化し、mctのデザインリサーチ事業と連携して顧客体験やユーザー体験の変革、ビジネスの変革を支援する方針だ。

  • 「デジタルサクセス」CXイノベーションの強化イメージ(赤枠が強化領域)

    「デジタルサクセス」CXイノベーションの強化イメージ(赤枠が強化領域)

企業が顧客から選ばれ続けるためには、デジタルを駆使して顧客との接点から得られたデータを基に顧客の理解を深め、よりよい顧客体験価値を提供すること(CX変革)の必要性がより高まっている。そのためには企業のビジネスプロセス高度化とともに、従業員の満足度向上(EX変革)が重要となる。

NTTデータは「デジタルサクセス」の中核メニューとして、顧客体験のデザインから実装までを包括的に提供する「デジタルサクセス」CXイノベーションを展開している。顧客や従業員の体験をデザインし、テクノロジーを活用して迅速に実装・実現するとともに、体験データを起点に改善し成果につなげる点が強みで、特にデザイン手法を活用して徹底的なユーザー視点で顧客のあるべき体験をデザインするデザインコンサルティングが重要な要素となっている。

一方、mctはデザインリサーチ事業に注力し、定性リサーチによるユーザーインサイトの提供、製品・サービス・事業開発支援および既存事業の顧客体験改善・変革支援、顧客中心の事業プロセスへの変革支援、組織開発支援および研修・コーチの提供を中心とした事業活動により、顧客のもつ課題解決のための支援を行ってきた。

  • 「デジタルサクセス」(全体イメージ)

    「デジタルサクセス」(全体イメージ)

今回の資本業務提携により、NTTデータが持つデザインコンサルティングやデジタルテクノロジーのノウハウと、mctが得意とするインサイトリサーチや組織開発などのビジネス変革への伴走支援を組み合わせ、デザインコンサルティング領域におけるコンサルタントリソースを拡充。これにより「デジタルサクセス」CXイノベーションサービスを強化し、より多くの企業の顧客体験、ユーザー体験の変革と、その先のビジネス変革を促進するとしている。

NTTデータはこの資本業務提携を通じて、デザインコンサルティング領域のケイパビリティーを強化し、2026年度までに「デジタルサクセス」CXイノベーションサービスを新たに50社へ提供する計画だという。