NTTデータは4月28日、同日より顧客体験価値(CX)向上を実現する「デジタルサクセス」CXイノベーションサービスを提供開始することを発表した。

同社は、顧客ごとのニーズに合ったCXを提供することの必要性が高まっていることを背景に、DXコンサルタント、サービスデザイナー、データサイエンティスト、ITアーキテクト、顧客接点領域(Salesforce)のコンサルタント・エンジニアなどの専門家600名規模のデザイン&テクノロジー推進組織をテクノロジーコンサルティング事業本部に設置する。

  • 「デジタルサクセス」(全体イメージ)

さらに、データ活用を起点に企業のビジネス変革を支援してきた「デジタルサクセス」に、デザイン(Tangity)、顧客接点(Salesforce)の強みを融合することで、顧客を起点としたデジタルサービス/ビジネスモデル創出や、社内業務/バリューチェーンの変革、顧客接点の強化を通じて、顧客体験価値とビジネス効果創出を支援する新たな「デジタルサクセス」を提供する。

第一弾として、顧客体験価値向上のために顧客の体験デザイン、顧客タッチポイント構築、データ整備・活用を、一貫性を持って伴走支援する「デジタルサクセス」CXイノベーションを提供開始する。Salesforce、Snowflakeとの連携を通じて、リアルタイムなデータ活用とパーソナライズ施策を通じたCX向上の実現を目指す。

  • 「デジタルサクセス」CXイノベーション(イメージ)

同社は今後、2025年度までに「デジタルサクセス」CXイノベーションサービスを30社に提供する計画。また、同じく2025年度までに国内でSalesforce認定コンサルタント/エンジニア・Snowflakeのスペシャリストをそれぞれ1000名、700名以上を目指し、人材の獲得・育成に継続投資する。