Appleが、数年がかりで進めてきたとされるEV(電気自動車)プロジェクトを終了するようだ。それに代わって、生成AIにシフトするという。

テスラの幹部を雇い入れるも苦戦か

Appleの電気自動車プロジェクトは、Project Titanとして2000人体制で進めてきたと言われる。最も多い時で5000人とも言われている。

最初に憶測が報じられたのは2015年、Teslaの幹部であるDoug Field氏などを雇い入れたこともあった。方針や戦略が変更しており、今年1月には、EVの発売を2028年に延期したことが伝えられていた。

報道によると、Apple COOのJeff Williams氏、同プロジェクトを率いるバイスプレジデントのKevin Lynch氏がプロジェクトの終了を従業員に伝えたとのこと。

Tech Crunchによると現在も約1400人が関与しており、一部は生成AIプロジェクトにシフトされる模様。レイオフを伴うようだが、その規模は不明としている。報道についてAppleはコメントを控えている。The Vergeが2月28日付で報じている。