オイシックス・ラ・大地、一風堂「KURO-OBI」をミールキットで提供 ニューヨーカーを虜にした味を家庭で

食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地は2月29日、食品宅配サービス「Oisix」において、力の源ホールディングスが運営する人気ラーメン店「一風堂」のスピンオフブランド「KURO-OBI(黒帯)」の鶏白湯ラーメンをミールキット化したKit Oisix「一風堂監修!KURO-OBIラーメン」を発売する。現在はアメリカでしか味わえない「KURO-OBI」を自宅で手軽に楽しめる。

オイシックス・ラ・大地は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供。

「Oisix」は、「つくった人が自分の子どもに食べさせられる食材のみを食卓へ」をコンセプトとしたEC食品宅配サービスで、有機野菜や特別栽培野菜など、できる限り添加物を使用せずに作った加工食品などの食品を取り扱う。

必要量の食材とレシピがセットになり主菜と副菜の2品が20分で完成するミールキット「Kit Oisix」は、2013年7月の販売を開始以降、シリーズ累計出荷数が1億5000万食(2023年5月末時点)を突破している。

2月29日には、力の源ホールディングスが運営する人気ラーメン店「一風堂」のスピンオフブランド「KURO-OBI」の鶏白湯ラーメンをミールキット化したKit Oisix「一風堂監修!KURO-OBIラーメン」を発売する。

「一風堂」は、臭みがなくなめらかな豚骨スープと、歯切れのよい細麺の豚骨ラーメンが人気のラーメン店で、2008年にアメリカ・ニューヨークに海外第1号店をオープンして以降、現在世界15カ国・地域に進出している。

「KURO-OBI」は、2014年にニューヨークで生まれた「一風堂」のスピンオフブランドで、テイクアウトスタイルでの提供と、その国の文化や宗教などさまざまな食の嗜好を考え、豚肉が食べられない人でも楽しめるよう、豚骨ではなく鶏白湯スープのラーメンを提供している点が特徴となる。鶏白湯のクリーミーな味わいに加え、ラーメンをテイクアウトしてオフィスや公園で気軽に楽しむユニークなスタイルが人気を博し、日本でも2020年に一時期「黒帯MIYASHITA PARK店」をオープンした。2024年2月現在はアメリカに3店舗展開している。

▲「KURO-OBI(黒帯)」のロゴ(上)とニューヨークでの商品提供イメージ(下)

Kit Oisix「一風堂監修!KURO-OBIラーメン」は、「KURO-OBI」ならではの濃厚で風味豊かなスープに、ブラックペッパーを使用した黒香油の香ばしさがアクセントとなった味わいで、「Oisix」のしっとりとした蒸し鶏や水菜や赤玉ねぎなどの新鮮な野菜もたっぷり楽しめる。好みで柚子胡椒を加えることで、味や香りの変化も楽しめる仕立になっている。販売期間は2月29日~3月7日で、価格は2人前/2041円(税込)。

「一風堂」監修のKit Oisixは、2017年11月30日に初めての商品「一風堂監修!野菜たっぷり豚骨スープ鍋」を販売。「一風堂」ならではの濃厚な豚骨スープに「Oisix」の野菜をたっぷり取り入れた本商品は、発売からわずか4日で完売した。以降もユーザーの熱い支持のもと取り組みを続け、これまでに累計10商品を販売している。