NTTデータグループのコンサルティングファームであるクニエは2月14日、主としてB to Cメーカー向けに「マーケティングリーダーシップ支援サービス」を提供開始することを発表した。リテールメディア対応などマーケティング業務の高度化や、マーケティングリーダーシップの強化が図れるという。

マーケティングリーダーシップを担う推進体制づくり

同サービスは、クニエがこれまでに提供してきたマーケティング&セールス分野における業務改革やDX(デジタルトランスフォーメーション)、組織改革の支援を通じて得られた知見に基づいて開発した、企業のマーケティング・ケイパビリティ強化を支援するコンサルティングサービス。外注コストの最適化やマーケティング施策の精度向上など、マーケティングROI(Return On Investment:費用対効果)向上が期待できるそうだ。

外部パートナーとの連携方法や、組織配置および人員配置、専門人材育成方針などの見直しを行い、自社主導でマーケティングを推進する体制づくりを支援する。

自社主導のマーケティング業務を支える仕組みを強化

多くの企業ではマーケティング業務における外部パートナーへの依存度が高く、本来行うべき戦略・企画業務ではなく、外部パートナーの選定・管理や調整業務などの間接業務に多くの時間を費やす課題がある。

これに対し同サービスでは、まずは間接業務を効率化してマーケティング業務の生産性向上を図り、より高度な業務へリソースをシフトする仕組みを構築する。企業の取り組み状況に応じて、顧客データ基盤の整備や、部門ごとに散在しているデータおよび施策の全社最適化についても支援するという。

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