Mozillaがレイオフを行うようだ。また、製品戦略を変更し、製品への投資も縮小するいう。
レイオフとポートフォリオも整理するMozilla
「Firefox」ブラウザで知られるMozillaが変革期を迎えているようだ。同社は2月8日、長年CEOを務めてきたMitchell Baker氏の退任を発表したばかり。新たにCEOとなったLaura Chambers氏の下で、5%に相当する60人のレイオフがBloombergにより報じられていた。
TechCrunchが入手した社内メモによると、mozilla.social、Protection Experimentation & Identity(PXI)、Hubsなどについて投資を減らすとしている。
mozilla.socialは、2023年に開始した安全なソーシャルメディアのための取り組み。PXIでは、VPN、Relay、Online Footprint Scrubberと、セキュリティ/プライバシー分野で提供するスタンダロン型の製品が投資減の対象となる。
成長している市場セグメントについては、投資を継続するとしている。このほか、人員と予算の削減を考慮し、製品サポート組織を一部統合する。また、Pocket、Content、AI/MLチームをFirefox部隊に統合するなどの最適化を図るとしている。