Microsoftは2月8日(現地時間)、Windowsサポートページの「既知の問題」の項目を更新し、Copilot in Windowsを使用しているWindows 11およびWindows 11で意図せずにデスクトップアイコンの配置が変わってしまう問題の修正が完了したことをアナウンスした。この問題は2023年11月に報告されていたが、Microsoftによると2024年1月9日以降にリリースされた更新プログラムによって解決したとのことだ。

  • Windows 11、バージョン 23H2 の既知の問題と通知|Microsoft Learn

    Windows 11、バージョン 23H2 の既知の問題と通知|Microsoft Learn

デスクトップアイコンが移動する問題

この問題は、Copilot in Windowsを有効にしているWindows 23H2をマルチモニター構成で使用している場合に発生する可能性があるという。該当する環境では、デスクトップアイコンがモニター間で移動したり、配置が変わったりすることがある。

Microsoftは問題の原因が解消されるまでの間、マルチモニター構成でCopilotが使用できないように制限をかけていた。また、該当する更新プログラムにセーフガードを設定し、Windows 11 23H2へ更新を保留していた。セーフガードIDは「47615939」とされている。

問題の原因に関する詳細や、どのような対策を行ったのかなどは明らかにされていない。Microsoftは2024年2月7日にセーフガードを解除し、Windows 11 22H2およびWindows 10 22H2からWindows 11 23H2へのアップグレードを再び有効にしたとのこと。

もしマルチモニター環境でのCopilotの使用でアイコンの問題が発生している場合やCopilotの使用が制限されている場合は、Windowsを最新の状態に更新してみるといいだろう。