キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は2月9日、教育機関向けソリューション「in Campusシリーズ」の公立小中学校向け新サービス「in Campus School IS」を発表した。2⽉29⽇より提供を開始する。税別価格は児童/生徒が月々50円(1ライセンス)、教職員が月々150円(1ライセンス)。

  • 「in Campus School IS」概要図

    「in Campus School IS」概要図

in Campus School ISとは

in Campus School ISは、公立の小中学校で多く採用されているGoogle Workspace for Educationと連携し、教職員の日々の業務を効率化するプラットフォームシステム。学校のICT活用を促進する10種類以上のDXモジュールで構成され、常に最新のDXモジュールが利用できるSaaSサブスクリプション型サービスとして提供される。

児童・生徒ごとにQRコードを配した専用の用紙に学校生活における日々の様子を記入してスキャンし、データ化および一元管理する「見取り管理モジュール」や、学校が保有する施設(教室など)および備品を管理することを目的とした「施設/備品管理モジュール」を機能として持つ。

加えて、保護者から児童/生徒の出欠/遅刻/早退などの各種連絡を受け付け、連絡情報をとりまとめることを目的とした「出欠/遅刻/早退連絡モジュール」、保護者が連携するアプリケーションを使うことで児童/生徒の欠席連絡(欠席/遅刻/早退)が可能な「保護者連携モジュール」を備えている。

また、学校単位や学年・クラス単位での表示に加え、児童や生徒ごとにフォーカスした欠席/遅刻/早退、見取りなど、学校生活で得られる数多くの情報を集約して可視化することで、教職員間での情報共有や個別最適な学びを重視した情報の可視化を実現する「ダッシュボード機能」機能などが用意される。

キヤノンITSは、in Campus School ISの提供により、教職員の「働き方改革」「業務の効率化」に貢献するとし、業務のさらなる効率化/高度化や学校運営のDX化を推進し支援すべく、今後も校務システムとの連携強化やDXモジュールの機能拡張に継続的に取り組む構えだ。